FXに影響を与える政治情勢

FXトレーダーはよく経済指標を毎日気にしていると思います。今日はどんな指標があるのかチェックしている人は多いでしょう。しかし、政治情勢を見ている人は少ないのでしょうか。とくに為替のため、海外情勢は為替に多大な影響を与えます。実は長期で見たとき、経済指標以上に政治情勢がとても大きな影響力を持っています。トレーダーに注意してほしいのは政治情勢なのです。

スイングトレーダーに政治情勢の把握は必須

デイトレーダーやスキャルピングであればその日、その時間だけ見ていれば問題ないでしょう。 しかし日や週を跨ぐスイングトレーダーは常に長期の動きを予測してエントリーする必要があります。経済指標は単発では大きな影響を及ぼしますが、長期で見れば間違いなく政治のほうが大きな力を持っています。スイングトレーダーは大局的に物を見なければ勝てないのです。国際情勢が一番大きな影響力があります。

アジアが世界の火薬庫になる可能性

2021年現在国際情勢を見ると、アジアが非常に危険な状況にあることがわかります。中国とその周辺国との間で常に摩擦が起きているからです。中国は現在台湾、日本、インド、ベトナム、フィリピンに対して外圧をかけています。さらに香港から民主主義が消えようとしているのです。それに対してアメリカやEU、イギリスは中国に経済制裁を課しています。かなり危険な状況にあり戦争に発展する可能性もあるため、相場に多大な影響を与える可能性があるのです。今後中国対世界という構図になることが予想され、これまで以上に大きな変動を世界は迎える可能性があります。

大局を把握するのがスイングトレードで勝てる方法

経済指標だけでなく、政治、国際情勢、中央銀行の金利政策。すべて総合的に考えてトレードするのがスイングトレードです。大きく勝てる分、考えなければならないことも多いのです。日や週を跨ぐので長期的な視点でものを見なければならないのです。