スウェーデンの経済指標

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スウェーデンの通貨クローナでトレードしている人は少数派になると思います。マイナー通貨でありますが、スウェーデンはEU加盟国であり、欧州経済圏に属している性質上、ユーロ相場と連動する運命にあります。そのため、相関性が高く、ユーロと同じ動きをする傾向にあります。スウェーデンの経済指標について一覧にしてまとめてみました。重要度が高いものだけ意識すれば大丈夫です。

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国内総生産(GDP)(重要度:高)

国内総生産とは世界各国で発表される最も代表的な経済指標の一つで、GDP(Gross Domestic Productの略)の略称で広く知られています。相場を動かしてきます。

貿易収支 (重要度:低)

その国の輸出額(国内に入ってきた金額)から輸入額(国外に出て行った金額)を差し引いたもの。輸出・輸入ともに、モノだけではなく保険・運賃・観光等のサービスの取引も含まれています。

スウェーデン中央銀行政策金利(重要度:高)

スウェーデン中央銀行による金利政策の発表。この指標は相場を動かしてきます。上下に振ってきますので注意しましょう。

消費者信頼感指数(重要度:中)

消費者信頼感指数とは、消費者に対するアンケート調査を基礎に消費者のマインドを指数化したものです。この数値によって消費具合がわかります。

失業率(重要度:高)

失業者数を労働力人口で除した数値です。失業率が上昇するということは、一般的に景気がよくないことを表し、数値が上昇すると対象国の通貨は売られやすくなります。

小売売上高 (重要度:中)

サービス業の月間売上高について、サンプル調査をベースにした景気関連の経済指標です。サービス業の景況がよくわかります。

経常収支 (重要度:低)

経常収支は国際収支の状況を示す統計で「貿易収支」・「サービス収支」・「(第一次)所得収支」・「経常移転(第二次所得)収支」の4つから構成されます。

鉱工業生産 (重要度:低)

月々の鉱工業の生産の状況を指数化した指標。経済全体に及ぼす影響も大きく、GDP等と比べて速報性があることから景況感をはかる指標としても重視されます。

マネーサプライ (重要度:低)

流通している通貨の量。経済活動の大きさに応じて増減します。景気の動向と関係し、金融政策上重視されています。

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