【NFT投資詐欺】Youtuberによる宣伝と犯罪

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いろいろなYoutuberが最近、NFTに関してやたらと宣伝するようになっています。Youtuber同士で徒党を組んで、視聴者を洗脳しようとしている者も出てきています。NFT詐欺はかなり拡大しており、被害者が急増しているため、手を出すことはとても危険です。あなたの溜めたお金がすべて持っていかれてしまう危険性が高いのです。

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NFTとは

NFTとは「Non-Fungible Token」の頭文字を取った略語。Tokenとはゲームセンターのメダルや引換券のように、お金の代わりになる印のようなもののこと。Non-fungibleは代替不可能という意味を指します。NFT登場前には、デジタルデータはコピー・複製することにより量産でき、希少価値が有りませんでした。そんなデジタルデータに、唯一無二の価値を持たせたのがNFTです。NFT技術により複製不可能なデジタル作品が誕生し、希少価値がある存在になり、ゲームやアートを中心に、著作権・不動産の所有権証明などの分野でも実用化が進んでいます。

NFTのメリット

  • 代替不可能で唯一のもの
  • 誰でも作品を作成・発表できる
  • 破損や紛失するリスクがない

NFT詐欺

近年ビジネス系YoutuberがやたらとNFTを宣伝していますが、大半が詐欺の勧誘ですので、絶対に手を出さないようにしましょう。中にはYoutuber同士が組織的に犯罪を犯している例もあります。そしてYoutuber以外にもInstagramやTwitterなどでも宣伝している詐欺師が目立つようになってきています。特に注意してほしいのはあなたの好きなYoutuberが犯罪を犯している場合です。盲目的に信じてしまい、お金を騙されてしまう可能性があります。では、実際に詐欺師たちはどのような手口を使って、詐欺行為をしているのか?

販売後持ち逃げ

アメリカの司法省は2022年6月30日に、「Baller Ape Club」というNFT投資プロジェクト運営者を電信詐欺および国際的なマネーロンダリングを行ったとして起訴したと発表しました。詐欺師はNFTの完売後、ウェブサイトやTwitterアカウントを削除し、プロジェクトを停止しました。いわゆる「持ち逃げ」で、投資家の資金260万ドル相当を盗んだ容疑がかけられています。NFTでよくある詐欺手法の一つで、仮想通貨に似ています。通貨を新規で上場させると言って、投資金額を集めて、その後上場せずに逃亡する。この持ち逃げ詐欺手法は、「Rug Pull」と呼ばれています。

NFTコンサルタント詐欺

NFTに関連する詐欺師的コンサルタントも存在します。NFTや暗号資産、ブロックチェーン、Web3について教える代わりにシードフレーズを盗む詐欺行為です。シードフレーズとは、銀行口座でいう暗証番号のようなものです。ウォレットを復元する際に必要な12の英単語で、シードフレーズがわかれば、ウォレット内の資産を自由に扱えてしまいます。

偽物のNFTを買わせる

既にNFT化された正規のデジタル作品とコピーされた偽物は容易に区別できます、何者かが正規のデジタル作品をコピーし、それをNFT化することも可能です。この仕組みを悪用して本物と間違えて購入するように仕向ける詐欺の手口があります。お金が集まった後、詐欺師は持ち逃げをして投資家は大損するという流れです。

詐欺対策

詐欺対策としてはいきなり行動しないようにすることです。すぐに買ってしまうとお金を騙し取られてしまいます。よく考えて、自分で調べてから買うかどうかを検討するようにしてください。即決ほど危ないものはないからです。今はネットにいくらでも情報が溢れている時代なので、自力でも調べることは十分可能です。

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