トルコの経済指標をまとめてみました。トルコリラはマイナー通貨なのであまりトレードをしている人はいないかもしれません。中東の情勢や欧州との対立状況によっても相場を動かしてくる傾向にあります。常に大きく動いているわけではないので基本的にはスイングを推移します。その中で気を付けたい経済指標を一覧にしてまとめてみました。重要度の高いものだけ意識すれば問題ないと思います。
トルコ中央銀行政策金利（重要度：高）
トルコ中央銀行が年に8回開催する金融政策会合(MPC)で決定する政策金利。トルコで一番大きな指標で相場を動かしてきます。上下に振ってきますので注意しましょう。
消費者物価指数 （重要度：中）
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標。CPI（Consumer Price Index）と略されることもあります。
失業率（重要度：高）
失業者数を労働力人口で除した数値です。労働力人口に 占める完全失業者の割合を示します。 トルコで政策金利同様一番大きな指標で相場を動かしてきます。上下に振ってきますので注意しましょう。
経常収支 （重要度：低）
国の国際収支を表す基準のひとつ。貿易・サービス収支、配当金などの所得収支、政府開発援助のうち医薬品などの現物援助などの第二次所得収支から構成されます。
貿易収支 （重要度：低）
一定期間における一国の輸出と輸入の差額を示す経済指標。輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字、下回れば貿易赤字となります。
生産者物価指数 （重要度：中）
製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標。英語表記「Producer Price Index」を略して「ＰＰＩ」と呼ばれます。
国内総生産（GDP）（重要度：高）
年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の合計で、その国の経済力の目安によく用いられます。この数値が高いとリラが買われる傾向にあります。
消費者信頼感指数 （重要度：中）
消費者の消費状況をアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標です。 CCI（Consumer Confidence Index）とも呼ばれています。
鉱工業生産指数 （重要度：低）
国内事業所における生産の状況を指数化して発表します。鉱工業生産活動の全体的な水準の推移を把握するなどの目的に用いられています。
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