【株,FX】レンジの後はトレンド

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2022年3月の為替相場はとても大きく変動した相場でした。特に円相場は大暴騰を起こし、大きく荒れました。そんな激動の3月があったからか、4月は完全レンジ相場が2日続いています。さすがに相場も疲れてしまい、お休みしているような状態です。このような相場の場合、次のトレンドが起こるまで、のんびり待っているほうが賢明です。レンジの後は総じて強いトレンドが起こりやすい傾向にあります。

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レンジ相場は力を溜めている

レンジ相場というのは大きく相場が動いた後に起こる小康状態です。この期間は次の大きなトレンドを起こす前の充電期間にあたるのです。当然ながら、レンジの状態が大きく続けば続くほど、次のトレンドはとても強烈で大きなものになります。トレーダーができることはとにかく待つということです。次の方向性が出るまで、のんびりくつろぎましょう。

方向性が出るとき

レンジを破って方向性が出るとき、大きな上昇、もしくは大きな下降が起こります。これがレンジが終わって方向性が出る信号になります。エントリータイミングはこの大きな動きのあとの一時的な戻しを狙うのが無難です。大きな上昇や下降が起こると必ず、一旦は戻す動きが起こるからです。レンジ後のトレンドは必ずと言っていいほど大きく動きます。抗うことだけはやめましょう。大損する可能性が高いのです。流れに逆らうと常に苦しい状態が続きます。

レンジ後のトレンド例1

下記チャートは2022年4月のAUD/JPY1時間足です。青い枠で囲った1日近く続いたレンジが破られ、大きく下落しました。最終的には150pips下落したのです。この大きな暴落のあと、再度レンジが起こっています。トレンドを起こすためには大きな力を溜める必要があるのです。そのため、トレンドは常に起こるわけではありません。

レンジ後のトレンド例2

下記チャートは2022年4月のGBP/JPY1時間足です。青い枠で囲った1日近く続いたレンジが破られ、大きく上昇しました。1円近く上昇していますが、トレンドが起こる前に大きなレンジが1日以上続いています。

トレンドフォローはレンジで勝てない

プロトレーダーの過半数はトレンドフォロワーと言われています。これはトレンドフォロー戦略は心身に掛かる負担が小さく、大きく勝つことができるからと言われています。トレンドフォロー戦略はレンジ相場では100%絶対に勝てません。トレンドが出る信号が出てからがエントリータイミングです。待つということも重要な行動です。

2022年3月の暴騰相場は例外事象

2022年3月の円相場のような暴騰相場は稀な現象です。そんなに起こるものではありません。そのため、一般的にはレンジとトレンドを繰り返しているのが相場です。相場の状態を冷静に把握し、戦略を変えて勝負しましょう。レンジはトレンド起こすための力を溜めている期間、トレンドはレンジ後に起こりやすいのです。

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