株,FX,仮想通貨 反発ポイントで起こるダマシ

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大きな買いから売り、大きな売りから買いからの反発ポイントを捉えること。これができればほぼトータルプラスになり、専業トレーダーとして生きていくことができます。しかし、反転ポイントや揉めている場所では様々なトラップがあり、ここに釣られてエントリーしてしまい、損切をしてしまうことも多くあるのです。この記事では大きなトレンドの転換時に起こる値動きの特徴について記事にしています。併せて下記記事も参照にしてみてください。

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トラップの特徴

100pips以上の大きなトレンドが起こってからの転換ポイントは捉えられれば大きな値幅を手に入れられるという一番美味しいポイントです。しかしその転換ポイントではある騙しの特徴を見ることができます。

下記は2022年1月のAUD/JPYの1時間足です。大きな買いがあり、勢いのある買いが入っていますが、青枠の部分では買い疲れが起こり、何時間も買いと売りが揉めているのです。ここが反発ポイントになり、売りエントリーを入れる人が多いのですが、そのあとの値動きに注目しましょう。揉めてはいるものの、一度大きく上昇していることがわかります。この動きで反発売りを諦めさせて上げるのですが、そのあと本格的な売りが始まっていることがわかります。

AUD/JPY 1 Hour Term Leg 01-2022

大きなトレンドが転換が起こるとき、このような一度振り回すような動作が起こり、反発売りを諦めさせるような動きがよく起こります。勿論最高値が更新されればトレンド継続だと考えるのは当たり前です。対処法としては一旦損切りして逃げることが賢明です。そのあと落とし始める兆候が見えたら再度エントリーすればよいのです。

売りから買いのときの特徴

今度は大きな売りから買いへの反発を狙うポイントです。売りと買いが激しく入っている青枠で買いエントリーを入れるのが王道かもしれません。しかし、見ての通り、揉めているポイントから一旦大きく落としています。このような場合も買いから売りの場合と同様で、この動きで反発買いを諦めさせて下げるのですが、そのあと本格的な買いが始まっていることがわかります。

AUD/JPY 1 Hour Term Leg 01-2022

難易度の高いチャート例

反発買いや反発売りをするときは以上のようなトラップがあるのですが、中には下記のようなトラップが2回以上起こることもあります。下記の例は2022年2月のAUD/JPYの1時間足です。青枠を見ればわかる通り、買いと売りが2回揉めているものの、2回とも売りが勝って大きく落としています。このように何度も揉めて上がる振りをして下がるという流れを繰り返すこともあるのです。

AUD/JPY 1 Hour Term Leg 02-2022

反発エントリー時の注意点

買いから売り、売りから買いでエントリーする際は以下のことに気を付けてみましょう。

最高値、最安値を更新している間はエントリーしない

買いから売りの反発を狙うときに関して言うと、最高値を更新している間はエントリーしないようにしましょう。これは最高値が更新し続けている間はいくらでも上がり続けてしまうからです。その間はエントリーしても負けるだけです。売りから買いの場合は最安値が更新されている間はエントリーをやめましょう。その間は戦っても負けるだけです。買いと売りが揉めているところでエントリーするのが理想です。

エントリーしても全く反転しない

買いから売りの反発を狙うときに売りを入れても全く、売りが入らない場合があります。そのときはおそらく買いが勝っており、買い圧に押されてしまうので、一旦諦めるしかありません。損切りして、流れが変わるまで待ちましょう。売りから買いの場合は逆のパターンです。

短期足を見てエントリーしない

短期足を見ていると、大きな流れでの売りと買いの転換がつかみにくくなります。1分足や5分足で反発ポイントを探すのは得策ではありません。一時的な値動きに騙され、痛手を負ってしまいます。30分足や1時間足で反発ポイントを探してもよいくらいです。

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