FX通貨ペアの中でもJPY、USD、GBP、EUR、AUDは非常に人気があり、値動きがよくある通貨です。しかしそのなかでGBPだけは注意して戦う必要があります。メジャー通貨の中でも非常に特殊な値動きをするため、初心者の人では大負けする可能性もあります。さらに値動きがとても大きいため、大負けする可能性もあれば、大勝する可能性もある通貨です。いかに流れを捉えられるかがポイントになります。
特殊な値動き
GBPはほかの通貨ペアよりもとても値動きが大きいため、ほかの通貨ペアと同じように戦うと非常に痛い目にあいます。ほかの通貨ペアとは違いジェットコースターのように上下するため、値動きがとても怖いと感じるかもしれません。下記がGBP/USDの日足ですが、縦軸の間隔が広いことからもわかるとおり、とても上下の動きが激しいです。50pipsほど順行して、大きく利益が乗った後、数分後に全戻しが来ることもよくあります。そのため運が悪いと何度も負けます。
参加者が少ない
取引量は世界第4位であるものの、GBPの動きはUSDやEUR、JPYに比べると取引の参加者が少ない傾向にあります。そのため、値動きに波が出てしまう傾向にあります。安定感のない通貨として有名であるために投機通貨と呼ぶ人も少なくありません。GBP/JPY、GBP/USD、GBP/AUDなどを敢えて避けるトレーダーも多いです。その中でEUR/GBPは比較的レンジになりやすく、値動きの傾向に違いがあります。
ユーロとの相関性が強い
GBPはユーロ圏と地理的にも、経済的にも、政治的にも密接な関連があるため、EURと値動きが連動する傾向にあります。方向性が重なる時期が多い傾向にあります。
慣れることから始める
GBPの値動きはほかの通貨ペアでは見られない特殊な動きをするため、慣れていない人はロットを抑えてまずは練習から入ることをお勧めします。GBPは初心者向けの通貨とは言えないため、値動きの癖を知ってからトレードしないと思わぬところで大損する可能性もあるのです。
GBPで戦う方法
ここから本題ですが、GBPで戦うには値動きの幅がとても大きいため、損切りラインも利確ラインもほかの通貨ペアよりも幅を持たせる必要があります。損切りラインをエントリーポイントから-10pips程度で置いておくと何度も損切りさせられてしまう可能性が高いです。その一方で、とても大きな値幅を狙える可能性も秘めています。利確ポイントも大きく狙うべきです。大きめの損切、利確ポイントを置くため、ロットは少なめにしましょう。
GBPの反転ポイント
値動きの激しいGBPの反転ポイントはほかの通貨ペアと違うのかというと同じ傾向にあります。30分足や1時間足で買いと売りが何度も繰り返されるポイントでエントリーを狙いましょう。1分足や5分足だとダマシにあう可能性が高いので気を付けてください。
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