【株,FX,仮想通貨】短期投資 vs 長期投資

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株、FX、仮想通貨でトレードしている人たちは短期トレードや長期トレード、スキャルピングなど様々な戦略で戦っている人がいます。しかしそのなかで「短期トレード」しかやらない。「長期トレード」しかやらないという人もいるでしょう。どのようなトレード方法がその人に合っているのかはその人の発想や生活スタイル次第です。しかし確実に言えるのは戦略は相場に合わせて柔軟に変えていかなければならないのです。

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短期トレード

短期トレードはエントリーしてから数分、遅くても1日以内に決済をする手法です。このトレードは突然起こる政治や経済指標などに巻き込まれにくい傾向にあります。その一方で、大きなトレンド転換をつかんで大きな値幅を取ることがなかなか難しい傾向にあります。大きなトレンドは数日から数週間続くことになり、ポジションは翌日に持ち越すことが前提になるからです。さらに短期トレードの場合は1回のトレードで取れる利益が小さいため、エントリーを何度もすることになります。さらにエントリーを何度もするということはエントリーするたびにリスクも負うことになります。時間すべてをトレードに費やせない人にはあまり向いていない戦法でもあるのです。

長期トレード

長期トレードは大きなトレンド転換をとらえて数日から数週間、長ければ1か月程度ポジションを持ち続ける戦法です。この戦略は大きな値幅を取ることができるため、嵌れば利益率が200%、300%と出せる戦法です。時間がない人にはとても向いていますが、エントリーを何度もすることでリズムをつかむひとにとってはあまり向いていません。さらに大きな値幅を取れそうになってもそのあと、全戻しされてしまい、利益を出せない可能性もあります。長期保持になることから有事や疫病、大きな経済指標があるときは100%巻き込まれるというリスクもあるのです。

正解はどちらも採用するということ

短期トレード、長期トレードともにメリットもデメリットもあります。万能で必ず勝てる手法や戦略は存在しません。それゆえに相場の状況によって使い分けが必要です。2022年2月下旬からはロシアによるウクライナ侵略が起こっており、世界大戦に発展する可能性まであります。このようなときは長期保持はせず、短期トレードで勝負することが鉄則です。思わぬニュースが流れて、100pipsいきなり上下することもありえます。下記は2022年2月のAUD/JPYの日足。砲撃や和平など色々なニュースが飛び交い、相場は混乱し、暴騰と暴落を繰り返しました。このような状況で長期トレードは無謀です。

AUD/JPY Day Term Leg 02-2022

その一方で平時は長期トレードは有効な戦略です。突発的な政変や経済指標もないため、一度起こった大きな流れは早々変わりません。この流れであれば何度もエントリーするのではなく、ずっとポジションを持っていたほうが賢明です。下記チャートは2021年10月のUSD/JPY日足です。ずっと買いが続き、とりあえず買えば必ず儲かる流れでした。エントリー回数を何度も繰り返して小さな利益を狙うよりも効果的です。エントリーを何度もするということはそのたびにリスクも負わなければなりません。一度大きな流れに乗れば、まるで海に浮かぶ船のように流れに乗って運んでくれるのです。

USD/JPY Day Term Leg 10-2021

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