メキシコペソは誰もがやっている通貨ペアとは到底言えないでしょう。とてもマイナー通貨であまりトレードしていない人がほとんどのはずです。しかしメキシコペソは必要証拠金が少ないため、低資金でFXをしたい人には向いています。基本的にはスキャルピングやでデイトレードには全く向いていません。スイング向けです。今回はメキシコの経済指標を一覧にしてまとめてみました。重要度の高いものだけ意識すれば問題ありません。
失業率（重要度：高）
失業率とは、失業者数を労働力人口で除した数値です。労働力人口に占める完全失業者の割合を示します。相場を動かしてくるので注意しましょう。
国内総生産（GDP） （重要度：高）
国内総生産とは世界各国で発表される最も代表的な経済指標の一つで、GDP（Gross Domestic Productの略）の略称で広く知られています。国の経済力（国の所得）を示す目安となります。
貿易収支 （重要度：低）
輸出額(国内に入ってきた金額)から輸入額(国外に出て行った金額)を差し引いたもの。輸出・輸入ともに、モノだけではなく保険・運賃・観光等のサービスの取引も含まれています。
メキシコ中央銀行政策金利 （重要度：高）
メキシコ中央銀行が発表する金利面での政策です。この指標は失業率動揺相場を大きくふってきますので注意しましょう。
鉱工業生産 （重要度：低）
鉱工業部門の生産動向を指数化したものです。鉱工業生産部門での企業活動状況を知ることができるので、その国の経済状況がわかります。
消費者物価指数 （重要度：中）
消費者物価指数は、消費者が購入するモノの物価を示す指数。一般消費者世帯が購入する物やサービスの総合的な価格の水準を表す数値です。
経常収支（重要度：低）
「貿易収支」・「サービス収支」・「（第一次）所得収支」・「経常移転（第二次所得）収支」の４つから構成されます。
財政収支 （重要度：低）
財政収支とは、一国の政府における収入と支出のこと。収入（歳入）の柱は税収であり、支出というのは公共投資とか社会福祉などです。
小売売上高 （重要度：中）
小売売上高は百貨店、スーパーマーケット、コンビニをはじめとする小売業者の売上額をまとめた指標。一般社会における経済状況がわかります。
消費者信頼感指標 （重要度：中）
消費者信頼感指標は、経済活動に関する個人の感情を反映するもので、世帯の月次調査に基づいて計算されます。経済情勢、ならびに貯蓄と支出の意図に関する消費者の意見が含まれます。
コメント