株、FX、仮想通貨などトレードの世界において一瞬先の短期的な動きを予測することは非常に難しいです。世界的に有名な統計家ですら、短期的な予測は難しいと言っています。しかし、ある程度の長期足においてチャートの動き方にはいくつかのパターンがあることも事実なのです。この記事では2つのチャートの動き方の傾向、癖についてのべていきます。1分足や5分足で嵌る可能性は低いですが、長期足ではこの傾向があると言い切れます。
一気に落とした時(上がった時)
ドル円の日足ですが、突然急上昇している状況です。自民党総裁が変わったことも大きいと思いますが近年のFXではかなり稀な爆上げ現象が起きました。ポンド円では9円、豪ドル円では8円上昇し、どこまでいってしまうのだろうかという状況でした。しかし、このように一気呵成に爆上げ、爆下げするときというのは反動が大きく来る運命にあります。
翌週末のドル円ですが、大きく落とし始めています。このように大きく極端にチャートが動く場合、高い確率で反発が起こる傾向にあります。為替の世界では特にその傾向があります。50~60%一旦下げるか、下手をすれば全戻しもありえるので気をつけてください。つまり一時的な値動きで終わってしまう可能性があり、数週間~1ヶ月ぐらいにわたる長期トレンドを形成しない可能性があります。
ゆっくり落とした時(上がった時)
今度は逆のパターンで、ゆっくりチャートが動いた時どうなる傾向にあるのか見ていきます。
これはゆっくり反転も混ざりながら、上昇していくパターンです。小刻みに反発を受けながら上昇していくときというのはアップトレンドが継続していく可能性が高いです。爆上げや爆下げすした時と違ってインパクトはとても小さく、あまり印象に残らないのですが、結果的にはこちらのパターンのほうが長期トレンドが形成されやすい傾向にあります。目先の値動きに乗っかるのではなく、冷静に分析する必要があるのです。
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