【株 FX】ウクライナ情勢の悪化

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2022年2月23日現在、ウクライナ情勢の悪化により戦争の可能性が限りなく高まっています。その一方で為替相場は反比例するようにアメリカドルと日本円が売られる展開になっています。しかしこの流れの中で突如戦争が起こり、大荒れになる可能性は十分あります。アメリカ、ロシア、EUの動向は常にチェックしましょう。現在アメリカとEU、日本による経済制裁が始まっており、戦争が始まれば軍事介入もありえます。

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ウクライナ

  • 21日ウクライナ東部親ロシア派占領地域が「ルガンスク人民共和国」と「ドネツク人民共和国」として独立を宣言
  • 先週から親ロシア派とウクライナ軍の戦闘が東部を中心に始まっている
  • 22日ウクライナのゼレンスキー大統領は「ルガンスク人民共和国」と「ドネツク人民共和国」の独立を認めていない。2015年にまとめた「ミンスク合意」に反すると訴えた。

ロシア

  • 21日「ルガンスク人民共和国」と「ドネツク人民共和国」の独立を承認
  • 22日ロシア上院はロシア軍の国外派遣を全会一致で承認
  • 22日プーチン大統領はウクライナ東部へ派兵命令を出した
  • 22日に国連安全保障理事会が開催されたが、完全に平行線で終わる
  • 22日プーチンはミンスク合意については「もはや存在しない」と語った

アメリカ

  • 22日アメリカによる第1次経済制裁が行われた、さらに第2次経済制裁もあるとこと
  • 22日に国連安全保障理事会が開催されたが、完全に平行線で終わる
  • 24日にロシアとアメリカの外相による和平会談は中止になる予定
  • 22日バイデンはウクライナ侵攻が継続されれば更なる経済制裁をすると発表

G7

  • 23日日本はロシアに経済制裁することを発表、「国債発行停止、ビザ発給停止」処分とした
  • 22日イギリスはロシア銀行に対して経済制裁を発表
  • 22日カナダはロシアが「独立国家」として承認したルガンスク、ドネツクの2地域との全ての金融取引を禁止とした
  • 25日予定のフランスとロシアの外相による会談が突如キャンセルとなった
  • 22日ドイツのショルツ首相はロシアとの新しいガスパイプライン(ノルドストリーム2)の認可手続きを停止すると発表

今後の予想

ロシアのウクライナ進駐は明らかな国際法違反で80年近くにおよんだ「平和の時代」が終わろうとしていることを意味しています。場合によっては世界大戦にもなりえるため、世界中が緊張状態となっています。現在のところ和平会談はすべて中止になっており、収束するところか悪化するばかりの状態です。

為替相場、株式市場

現在世界情勢とは裏腹にアメリカドルと日本円が買われる展開になっていますが、ウクライナ情勢は完全に悪化しています。そのため、いつ相場が大変動するかわかりません。有事に備えてください。

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