株でも、FXでも、仮想通貨でもトレードをする人は人間です。誰でも気分の浮き沈みがあります。うれしいとき、悲しいとき、寂しいとき、怒っているときなどその時によって感情は様々でしょう。感情表現をするのは人間として当たり前のこと。しかしその感情を相場へ持ち込んだ場合は高確率で負けます。むしろ冷静で淡々とトレードをしているときだけが勝てるときなのです。今回はトレードをしてはいけない精神状態について記事にしています。
相場は人間の感情の縮図
株でも、FXでも、仮想通貨でもどれでもかまいませんが、相場は常に人間の感情によって揺れ動いています。あなたが今見ている相場のチャートは人間の感情によって形成されたものなのです。怖くなれば、すぐにポジションを落としたり、怒ってエントリーしたり、場合によっては嬉しくなって勢いでエントリーしている人もいるかもしれません。しかし感情でエントリーすると必ず、相場の罠に嵌ります。感情でエントリーすることは90%の負ける人と思考と同じなのです。その場の勢いでエントリーすればいずれ退場することになるでしょう。
大勝ちして興奮している時
直近のトレードで大勝をして気持ちが高ぶっているときのエントリーは危険です。まるで沸騰したお湯のように興奮しており、冷静になれません。勢いでエントリーして大きな痛手を食らうことが多いです。なぜこうなってしまうかというと、何も考えていないままエントリーしてしまったため、ポジションには優位性もないからです。
損切りして負けた時
直近のトレードで負けて怒りで一杯のときのエントリーは危険です。取り返したいとか、その場の勢いでエントリーしてしまうため、大半が負けます。復讐エントリーとも呼ばれており、ほとんどの場合は何も考えていないままエントリーしてしまいます。
感情の制御は難しい
人間の感情は無理やり制御することは難しいです。なぜなら人間はAIではありません。その時、嬉しかったり、悲しかったりするのは当たり前です。それを制御すればどこかで大きなストレスを抱えてしまいます。しかし感情的なときはトレードをしても勝てないことが多いのです。それではこのように感情的になっているときはどうすればいいのでしょうか。
対策1 : 相場を見ない
感情的になっているときは相場を見ないことをお勧めします。これは感情的になっているときはどうやっても勝てないことが多いため、それならしばらくの間トレードをしなければいいのです。他の事をしましょう。思い切って旅行へ行くのもありですね。
対策2 : 寝る
感情的になっているときは時間を少しおいても冷静になれないことがあります。その時は思い切って寝ることがおすすめです。寝れば少なくとも数時間以上間を空けることができます。さらに気分的に切り替えられるためとても有効な手段です。
対策3 : 趣味、仕事
感情的になっているときは思い切って違うことをしてみましょう。趣味でも仕事でも構いません。こうやって別のことをすることによって冷静になれることがあります。下手にトレードのことを考えるとまた、思い出してイライラしてしまうかもしれません。没頭できる趣味や仕事を持ちましょう。
無理にトレードしない
まとめとしては冷静になれないときは無理してトレードをしないことが大事です。どんなプロトレーダーでも感情的になることはあります。いかに冷静にトレードできるかがトータルプラスを出すための最大のコツです。プロトレーダーでも精神が崩壊すると勝てなくなります。トレードするときと、しないときでしっかりメリハリをつけましょう。
コメント