【株,FX】2022年のトレードは政治知識が必須

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2022年は世界にとってとても困難な1年となりそうです。ロシアはプーチンが核攻撃を示唆し、ウクライナではロシア軍による民間人殺害も起こっており、ここへきてベラルーシがウクライナへ攻撃を始めようとしています。戦線が拡大するなか、外国為替、株式市場は大荒れでかなり大きな暴騰と暴落が起こっています。今年はトレーダーにとって政治知識や情報が必ず必要になるでしょう。世界大戦の可能性すらあるのです。

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長期化する戦争

2022年3月1日現在、ロシアとウクライナ間で戦争は続いています。いまだロシア軍は首都キエフやハリコフなど主要都市を攻め落とすことができないどころか、返り討ちにあっており多数の兵士を失っています。2月28日に停戦協定が行われましたが、ロシアの要求は「ウクライナの非武装化」であり、到底受け入れられるものではありませんでした。ウクライナのバックからは欧米諸国からの武器や食料が次々に供給されています。恐らく戦闘は長期化する模様です。

プーチンの作戦はすべて失敗

ロシアは1日か2日でウクライナを降伏させ、傀儡国家を建てる予定でいましたが、想像を遥かに超えるウクライナの抵抗にあい、多数の兵士を失っています。さらに予想外だったのはEUがロシア制裁で結束し、徹底した経済制裁を行っています。フィンランドはNATO入りを希望し、ウクライナもEU加盟を要求しており、プーチンと軍部にとって最も恐れている展開になっています。そして経済制裁によってルーブルは暴落。ロシアは仮にウクライナに勝っても国自体が崩壊することは決定的と言えるでしょう。さらにプーチンは欧米諸国に対して核兵器使用を示唆したことからさらに反感を買い、経済制裁がさらに重くなっています。

ベラルーシの参戦

2022年3月1日にウクライナ政府の発表ではベラルーシ軍がウクライナの国内に侵入したことがわかっています。これにより戦線が拡大したことを意味しており、事態は確実に悪化しています。ベラルーシはロシアの傀儡国家であり、仮にウクライナが負ければ、ウクライナはベラルーシのような国になってしまいます。そしてベラルーシの隣にはNATO加盟国であるポーランドがあることで、戦線が拡大すれば確実にNATO軍の介入が考えられます。そうなった場合は100%世界大戦になります。

東アジア

東アジアでは北京オリンピックが終わり、パラリンピックが開催される予定です。しかし、世界の目がロシアに集まっていることから、隙を見て中国は日本侵略と台湾侵略を狙っており、すでにその予兆が見えています。2月24日、台湾では防空識別圏(ADIZ)で中国軍の軍用機が9機侵入しています。日本では3月1日に宮古島付近を中国海軍のフリゲート艦1隻が通過しており、隙をみて日本や台湾に対して攻撃を開始する可能性があります。さらに下記記事でも紹介しましたが、中国共産党はベトナムやフィリピン、インドにも侵攻をしており、どこで戦争が始まるかわからない状況です。こちらの戦線はアメリカ軍が常に太平洋を巡回しており、即座に対処ができますが、これが原因でアメリカ軍はウクライナへ援軍が送りにくい状況になっているのです。

政治指標は一番重要

以上のような背景があり、世界情勢は悪化しかしていません。このような状況ではテクニカルな分析だけでトレードで勝つことは不可能です。いつどこで、新しい戦闘が始まるかいち早く知る必要があります。政治は経済指標よりもインパクトが大きく、相場の動きを180℃変えてしまうのです。中国、ロシアと世界をかき回す独裁国家が消えない限り、政治によって相場が常に動かされる展開になるでしょう。戦乱は今年限りで終わるようなレベルではなくなっており、世界大戦に発展する可能性まであります。突然相場が大荒れになりますので、注意してトレードすることが大事です。

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