FX初心者の中で、レンジ相場を狙って値幅を小さく取ってコツコツ勝つ戦略で戦っている人はいないでしょうか。もしいればこの記事が役に立つと幸いです。FX通貨ペアの中にはレンジ相場になりやすいものがたくさんあります。そのレンジが続く間はずっと勝つことは可能です。しかしそのレンジが崩れて一方的なトレンドが出てきた場合がとても厄介です。このときコツコツ稼いだお金をすべて失うリスクがあるということを理解してやるかどうかを判断してください。
レンジが効くマーケット
レンジが効くマーケットはたくさんの通貨ペアで実際にあります。上限にきたら売りでエントリー。下限に来たら買いでエントリー。この手法を使えば、実際のところ勝率は90%以上になります。
そしてこのレンジになりやすい相場は以下の通貨ペアで効く傾向にあります。AUD/USDだけはややトレンドが生まれがちですが、その他は同じ価格帯を上下に動くだけになりやすいです。
レンジでとった値幅は小さい
しかしレンジ相場の場合、大きな値幅を取ることがなかなか難しいという欠点が1つあります。コツコツやって勝率も高いのですが、1回あたりの利益がとても少ないのです。せっかく勝っても利益がスズメの涙ほどとなるとなかなかしんどいところがあります。
1発のトレンドで利益を飛ばすリスク
レンジで勝つ戦略の最大の弱点でもあるのですが、レンジ相場はいつか終わってしまいます。その終わったタイミングで大きなトレンドがうまれたとき、大きな含み損になりやすいです。その損失1回でコツコツ溜めた利益を飛ばしてしまうこともありえます。
いつトレンドが出るかわからない
そしてレンジ相場というのはいつ終わるかというのが事前にわかりません。いつどのタイミングで来るかというのがわからない為、損切ポイントもあいまいになりがちで苦しい戦いを強いられます。
常にチャートに張り付かなければならない
レンジでトレードするときに一番つらいのは常にチャートに張り付かなければならないということです。非常に精神的に消耗し、10年20年というスパンでみたときに、勝ち続けられるかというところも疑問ですし、精神的に続かない可能性は高いです。ご飯も食べれない、トイレも行けない、風呂も入れない、寝れない。という事態になりかねません。専業トレーダーであれば問題ありませんが、兼業の場合はお勧めできない手法です。
トレンドフォロー戦略のお勧め
以上のようなデメリットがあるため、レンジでコツコツ勝つ戦略は個人的にお勧めしません。精神的にも肉体的にもボロボロになってしまいます。その代わりにもし勝ち方が決まってない人がいればですが、トレンドフォロー戦略をお勧めしたいです。もし興味があれば下記のリンクをご覧ください。
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