オンラインサロンはネットを介して投資の学習や情報交換を行う場です。通常のサロンと違い、ネット上を介して情報をを流したり勉強をしたりするものですが、近年このオンラインサロンの詐欺が急増しています。最初は株やFXの投資に関するオンラインサロンだけでしたが、近年では、仮想通貨やバイナリーオプション等取扱投資分野も増えてきているのが現状です。わざわざ対面でセミナーなどを行う必要がないため、気軽に参加できるのがメリットですが、これを悪用した詐欺も増えています。
オンラインサロンとは
オンラインサロンとは月額制や定額制のコミュニティで、月額料金はオーナーが決めており、料金はさまざま。動画コンテンツなどでイベントや講座を行ったり、オフ会など意見交換の場をつくったり、さらには勉強会を開いたり、会員特別情報を流したりするサービスで、コロナウィルスの流行後は特にこの形態のビジネスがとても急増しています。オンラインサロンは親しみや仲間意識が生まれやすいのが特徴で、会員同士の交流も盛んになりやすいです。会社員のように目的や価値観も違った人間が集まる場所ではないため、同じ目標を持った仲間が集まることで切磋琢磨できるメリットもあります。
オンラインサロンは有益な情報を求めることができるため、とても有用なサービスともいえます。自分の欲しい情報を優先的に入手できるため、とても効率がいいのです。また、現在ではスキルアップのための勉強会などもあり、本人の技術アップのためにもなります。オンラインサロンは今では投資に限らず、音楽、ヨガ、バレエ、政治、経済など様々なジャンルで発展しています。色々な分野があり、講師も経験豊富な人間が務めるようになり、より有益なものになっている印象もあります。
オンラインサロン詐欺
しかし近年このオンラインサロンを悪用して高額な情報商材を売りつけたり、高額な月会費を要求してくる悪徳業者が増えているのです。オンラインサロンオーナーがSNSやYoutubeなどを介して会員集客を行うケースも増えてきており、強引な勧誘も目立ってきています。中には人為的に作られた嘘の人気インフルエンサーと、利用者の評判のねつ造をし、あたかも人気のサロンのように見せかけ、入会した会員に対して高額な請求を行うサロンも増えています。そんななか、利用者はどのようにして詐欺か見分ける必要があるのです。
発信者のレベルを見極める
オンラインサロンで行う情報交換やセミナーなどで注意するべきなのは発信者の経験値と技術です。利用者からすると、会員限定の最新情報であったり、技術力を上げる情報やノウハウ、さらには経験から基づくアドバイスを求めているはずです。それに対して発信側の情報が心もとないのであればあまり有益なサロンとは言えないのです。発信情報にあまり納得ができないのであれば早めにサロンから退会することをおすすめします。
高額な金銭要求
悪徳業者が運営するオンラインサロンは入会金が高すぎたり、月会費が高すぎたり、入会後に怪しい情報商材を高額で売り付けてくることがあります。これは本人にとっては負担しかないため、早急に退会するようにしてください。金銭負担が大きいサービスはリスクしかないからです。今オンラインサロンは選べるぐらいたくさんあり、わざわざ高額請求をしてくるサロンで活動するメリットがありません。
技術が身に付かない
オンラインサロンに入会しても自分のスキルや経験値が身に付かないオンラインサロンからは退会するようにしてください。お金を払っているわけですから、自分にとってプラスにならなければ何の価値もありません。メジャーなのは、株やFX、バイナリーオプション、仮想通貨等のトレードに関して「シグナルなどを配信し指示通り取引させる」などで、こう言ったサービスを提供している会社は技術を教える気がありません。最終的には自分の力を向上させなければ何の意味もないからです。
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