皆さんはUSD、JPY、GBP、EUR、AUDどの通貨を取引していますか?そして現在ポジションを持っていますか?現在ポジションを持っている通貨が強いか弱いか気になったことはないですか?もしそう思ったときに確認するべきなのは他の関連する通貨ペアのチャートを見ることで自分の取引している通貨ペアの強弱関係を相対的に知ることができます。この概念は仮想通貨でも応用できる考えなのでトレーダーでも広く通用します。
他の通貨ペアのチャートを見る
例えばあなたがUSD/JPYをトレードしているとしましょう。このとき日本円JPYが現在どれぐらい強いのか弱いのか気になったとします。その場合はEUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYなどを見てみましょう。もしすべてのチャートがJPY買いだった場合、メジャー通貨の中でJPYが現在一番強い可能性があります。敢えてトレードする必要はありません。ただ見るだけでよいのです。現在の力関係を考慮したうえで買うのか、売るのかを考えましょう。基本的にはEUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYなどは同じ値動きをしやすいのですが、しばしば真逆の動きをすることがあるので注意が必要です。
1つだけ動きが違うとき
例えばあなたがUSD/JPYをトレードしているとしましょう。このときアメリカドルUSDが現在どれぐらい強いのか弱いのか気になったとします。その場合はEUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなどを見てみましょう。このなかでGBP/USDのみドルが売られており、その他のチャートでUSDが買われている場合はGBPに注目する必要があります。GBP/JPY、EUR/GBP、GBP/AUDなどを確認してすべてGBPが強い場合は現在GBPがすべての通貨の中で強い可能性が高いです。
仮想通貨でも応用可能
この考え方は仮想通貨でも同様です。BTCが気になったらBTCのペアを一通り見てみましょう。一通り見ることで現在の力関係を確認することができます。今取引している通貨ペアが気になったらこの確認方法を取ることで強弱関係を把握できるのです。
通貨毎に特徴もある
通貨ペアにはそれぞれ独自の特徴をもっています。例えば、USDであれば政治的背景、すべての経済指標がとても強く相場に反映されます。JPYであれば何らかの病気や戦争、経済制裁などが起こった時に買われることが多いです。AUDやCADであれば原油や資源価格によって強弱が強く変動します。CHFであれば金相場の影響を受けます。常に相場は変動するということと、通貨によって変動する要因が違うので注意しましょう。
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