投資サロンというのは近年とても流行しているように見えます。投資の講師たちが率先して、生徒を募集して、投資の仕方を教えたり、投資商品などを無理やり購入させるケースです。このような詐欺サロンが世界中で急増してる傾向にあるため、非常に危険です。特に知人や親友の紹介などでこのような詐欺サロンに勧誘されてしまうケースが多いです。
投資オンラインサロンとは?
投資サロンは、投資に特化した有料会員制のクラブです。会員はお金を支払うことで、投資のノウハウ、さらにはどのようにして買っていくのか?を学ぶことができます。しかし本来はこのような用途でありながらも、無理やり高額な情報商材を買わせたり、高すぎる月会費、さらには中身のない講義内容などが問題になっており、刑事事件になっていることも多くあります。そのため、詐欺サロンが多数派を占めているのが実態です。
友人の紹介
今回取り上げたいのは知人や友人からの投資サロンの紹介という詐欺手法です。本人は友人や知人が間に入っていることから、安心してしまい投資してしまうことが多いのですが、詐欺事件に発展しているケースがとても多いのです。これはなぜこのようになってしまうのでしょうか。
マルチ商法
大半の投資オンラインサロンはまともな運用形態では稼げないところが多いです。これはそもそもサロン自体の講義内容が薄っぺらいものが多いですし、不満を抱えて辞めていく人が多いのです。そのため、オンラインサロンは人海戦術を使って、手当たり次第に人を勧誘するようなマルチ商法を使っていることが多いのです。マルチ商法のため、誰でもいいわけであり、とにかくしつこく人を勧誘します。人をかき集めればたくさんの集金代をもらえるため、オンラインサロンは儲かるのです。
紹介料
勧誘者は紹介料というものがもらえます。人に紹介すると紹介料がもらえるという点に食いついて、手当たり次第に勧誘している人がとても多く目立ちます。そのため、中には犯罪に走ってしまう人もおり、社会問題にもなっています。あなたの友人や知人も紹介料をもらえるからあなたに勧誘をしています。つまりあなたのことを考えているわけではなく、お金のことしか頭にないのです。
解約できないトラブル
詐欺オンラインサロンの中には解約しようとすると、解約自体を受け付けていなかったり、解約したいが、事業者の連絡先がわからないという問題も発生しています。お金だけが常に引き落とされてしまい、どうにもならなくなります。事前に契約条件、契約内容を確認させないオンラインサロンが多いことも問題になっています。また、契約後も書面自体を交付しないケースも少なくないため、警察も捜査に乗り出しにくいのです。
事前確認
オンラインサロンを利用する際には、契約前に無料の試用期間の有無、入会費や月会費などの詳細、中途解約が可能かなどの解約条件、サロンの運営事業者情報などは最低限でも調べる必要があります。これらの何かが欠けていると、高い確率で詐欺に巻き込まれるからです。トラブルに備えて SNS などのやり取りの記録は必ず残すようにしましょう。
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