オーストラリアの経済指標

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オーストラリアドルはメジャー通貨の一つです。オーストラリアドルでトレードしたい人は必ずオーストラリアの経済指標を知っておく必要があります。オーストラリアドルはポンドのような投機通貨ではなく、むしろ初心者向けの優しい通貨です。極端な上下動は起こりにくく、ドル円同様非常に勝ちやすい通貨です。オーストラリアドルで取引したい人は経済指標をしっかり押さえましょう。オーストラリアの経済指標一覧をまとめてみました。重要度が高いものだけおさえておけば大丈夫です。

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失業率(重要度:高)

オーストラリアの統計局が翌月の中旬に雇用者数と同時に発表しています。失業者とは、就業可能で、かつ仕事を探す活動をしていたが仕事に就くことのできない人を指します。実際の景気動向に比べて遅れて変動する傾向があるため、雇用者数と合わせて判断します。

新規雇用者数 (重要度:高)

オーストラリアの統計局が失業率と同時に発表します。新規雇用者数とは、会計年度ごとに新たに雇用する人数のことです。失業率と同時発表のため、大きく相場を動かしてきます。

ウエストパック消費者信頼感指数 (重要度:低)

ウエストパック銀行とメルボルン研究所が毎月公表している消費者マインドをアンケート調査して指数化したもので、国内総生産の先行指標とされています。

NAB企業景況感指数 (重要度:低)

オーストラリアの市中銀行であるNational Australia Bankが、国内企業400社以上を調査し、今後の景況感の動向を集計した指標です。現在の国内経済の状況がよくわかります。

オーストラリア中央銀行金利政策発表 (重要度:高)

最も注意が必要な指標です。オーストラリア準備銀行(RBA)が、原則として毎月第1火曜日に開催する金融政策理事会で政策金利を含む金融政策を決定。この発表の時には相場が上下に動くので注意しましょう。

貿易収支(重要度:低)

オーストラリアの統計局が発表します。貿易収支は、輸出と輸入の収支のことをいいます。

住宅建設許可件数 (重要度:低)

オーストラリアの統計局が発表します。 毎月、翌々月の初旬の数値を公表し、住宅建設許可件数が増えたらオーストラリアドルが買われやすくなります。

卸売物価指数 (重要度:中)

オーストラリアの統計局が発表します。 企業間で取引される商品の価格変動を卸売段階で測定する指数です。景況感やインフレ率、消費動向を予測する材料となります。

小売売上高 (重要度:中)

オーストラリアの統計局が発表します。サービス業の月間売上高について、サンプル調査をベースにした景気関連の経済指標です。この数値が高いとオーストラリアドルが買われやすくなります。

消費者物価指数 (重要度:中)

オーストラリアの統計局が四半期ごとに消費者が商品やサービスの価格の変化を調査して発表します。 オーストラリア中央銀行が金融政策運営にあたって重要視している指標です。

輸入物価指数 (重要度:低)

輸入物価指数は、オーストラリアに輸入された商品の四半期毎の物価変動を測定する指数。この数値が高いほど、インフレへの影響が強く、オーストラリアドルが買われやすくなります。

国内総生産(GDP) (重要度:高)

国内総生産(Gross Domestic Product)とは、国内で生産されたモノやサービスの総額で、経済の規模をあらわすモノサシとなっています。GDPの伸び率が経済成長率に値します。

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