メキシコペソと日本円の組み合わせはレアでマイナー通貨ペアになります。しかしながら必要証拠金が低いため、気軽に始めることができます。メキシコはアメリカがすぐ隣にあるということもありアメリカの政策金利や景気動向が強く影響されてしまいます。また、南アフリカランドと同様、大きな値幅はあまりとれません。そのため、スキャルピングやデイトレードにはあまりむいていないかもしれません。
難易度
初心者にお勧めできます。極端な値動きが起こりにくいため、1発で全資金が消えることも少ないでしょう。安定感があるのですが、値動きがそれほど大きく起こらないため大きなトレンドはなかなか起こりません。練習用として考えたほうが良いでしょう。本格的にトレードしたい人はメジャー通貨をお勧めします。
トレード推奨時間
日本円はアジア時間に動きます。メキシコペソはアメリカ時間によく動きます。そのためアジア時間～欧州・アメリカ時間まで幅広く動きますので24時間おすすめできます。
推奨トレードスタイル
メキシコペソはあまり大きく変動しません。日本円も安定性があるため、大きくは動きません。そのためスキャルピングやデイトレードにはあまりむいていないかもしれません。スイングトレード向けの通貨ペアになります。
注意すべき経済指標
経済指標としては日本側の経済指標はそれほど気にしなくてもよいレベルです。動かすとしても日本銀行の政策金利、GDP、失業率くらいでしょうか。
メキシコも同様です。経済指標もそれほど大きく動かしてくるものはなく、 政策金利、GDP、失業率くらいを気にしておけば問題ありません。
日本円が買われるタイミング
日本はお国柄変化できない国ともいわれています。そんな国でもあるので経済指標の影響よりも外的な理由で変動することが多いです。円が買われるタイミングは伝染病、金融ショック、戦争など世界情勢が不安定になった時に円買いがとても進みます。
メキシコペソが動くタイミング
メキシコの経済指標のほかにアメリカの指標も気を付けましょう。アメリカの関係が良好な場合は好材料になり、金利上昇の兆しが見えてくるのが特徴です。メキシコの指標よりもアメリカの指標や政治状況に左右される可能性のほうが圧倒的に高いです。両国の結びつきはとても強く、アメリカ18州の多くはメキシコを第一の輸出国とし、毎日10億ドルがメキシコからアメリカに渡っており、米国にとってメキシコは欠かせない国の一つだからです。メキシコにとっても輸出の8割がアメリカ向けで、輸入の5割がアメリカからなので最も重要な貿易相手国。
コメント