ロシアンブルーは名前の通り、ロシアで生まれた可能性が高いと言われている猫です。ロシアンブルーはヨーロッパのトレーダーが飼っていることが多く、とても飼いやすい猫として知られています。銀色にも見える青い毛色の猫種でとても綺麗な毛並みが最大の特徴と言えます。18世紀ごろには北欧やイギリスで流行しましたが、世界大戦のときは絶滅の危機にもあった猫です。
原産地
ロシアンブルーはロシア原産の自然発生種であるともいわれています。
歴史
ロシアンブルーはロシア北部のアルハンゲル島が発祥の地と言われています。ロシアン・ブルーはロシア皇帝が飼っていた猫とも言われており、とても愛されていたペットです。1800年代になると、この猫は北欧やイギリスにもわたり、とても人気になりました。しかしロシアンブルーは世界大戦のときには食糧不足と、戦争によって多数が死に至ったと言われています。そこでブリーダー達はロシアンブルーと他の猫を交配させ、何とか絶滅の危機を免れたのです。今では世界的に人気のある猫ではあるものの、絶滅の危機を乗り越えた猫でもあるのです。
特徴
ロシアンブルーは体長30-40cm、体重3-5kgです。活発に動き回ることも少なく休んでいることも多い猫で、肥満になる猫がとても多いです。瞳はエメラルドグリーン色で楕円形をしており、耳は先が尖ってます。ロシアンブルーは短毛種であり、毛の色はブルーを中心にした色です。被毛はダブルコートと呼ばれる、アンダーコートとトップコートによる二重の分厚い毛皮を持っています。毛質は非常に細いです。
性格
ロシアンブルーは犬のような性格を持っており、ネコっぽさがありません。猫は気まぐれでわがままな生き物ですが、ロシアンブルーは飼い主に忠実です。おとなしい猫であることから、ロシアンブルーは猫を初めて飼う方でも飼いやすい猫種といえます。また、ほとんど鳴かない猫で、いやがらせでもしない限り、鳴くことがほとんどありません。警戒心が強くて臆病な性格をしており、飼い始めたころは余り懐いてくれないかもしれません。しかし懐くようになれば、一緒に寝てくれたり、お出迎えをしてくれたりします。
しつけ
ロシアンブルーは他の猫とは違い、気まぐれではないため、しつけがとてもしやすい猫です。初心者向けの猫ともいえます。
寿命
ロシアンブルーの平均寿命は10-13歳程度。他の猫は15歳前後のため、短命の猫と言えるでしょう。ロシアンブルーは神経質な猫と言われており、ストレスから体調を壊しやすいことが寿命が短めである原因のようです。
トレーダーとの相性
ロシアンブルーは猫っぽさがあまりありません。とても飼い主に忠実な猫といえるため、自分の思い通りにコントロールしたいひとはロシアンブルーはお勧めと言えます。最初のうちは威嚇してくることもありますが、懐くようになれば、自分から飼い主の元へ寄っていくことが多いです。さらに猫は犬とは違って、トイレと餌さえ与えてあげれば基本的には放置でも問題ありません。デイトレーダーやスキャルピングトレーダーにもお勧めできる猫と言えるでしょう。
飼育道具
ロシアンブルーを飼う場合は最低でも下記の道具を揃えましょう。
餌はキャットフードがあるのでそれを与えてあげてください。
動物病院へ行くときはキャリーバッグを用意しましょう。
猫にトイレ道具は必須です。
猫専用のベッドを用意してあげましょう。
猫は自ら運動しない動物ですので、運動器具があるといいでしょう。
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