オミクロン株とFX

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疫病や金融危機、戦争、政治などはFXとかなり深い関係にあります。相場は確実に動いてくるということを知っておく必要があります。2021年10月の時点では円が大暴落を起こし、円が常に売られる展開になっていましたが、2021年12月初めの時点では逆に円が一気に買われる展開になっています。理由としてはコロナウィルス新型変異株オミクロンが南アフリカで見つかったことが主因です。他にもアメリカ失業率の大幅悪化などもありますが、FXは社会情勢、政治情勢ととても深い関係にあり相場に直接大きな影響を与えます。トレーダーはこの点を理解したうえでトレードしなければ大損失を経験することになるのです。

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リーマンショックで為替相場は大変動

2008年9月15日のことでした。リーマン・ブラザーズの経営破綻が突然決まったのです。これにより世界恐慌になり、失業者があふれ世界経済は大混乱しました。為替相場も同様で連動して大変動を起こしています。 2008年10月になり、AUD/JPYなどはたった1日で10円以上の大暴落を起こしています。ほんの数か月前にAUD/JPYは100円台だったのが、リーマンショックにより50円まで落ちたのです。

コロナウィルスで相場が大変動

中国が拡散させたコロナウィルスにより、2019年秋ごろから世界はパニックに陥りました。2020年2月USD/JPYの相場は大変動を起こします。2月後半、新型コロナウィルスが世界中へ感染拡大したことをきっかけに、コロナ・ショックと呼ばれる世界的な株式相場の下落が発生。日経平均株価は、数か月にわたって堅調に上昇する推移を保ち、高値の更新を目指していたところから、大きく暴落しました。 USD/JPYは結果的に10円以上の上下動をしたのです。

不安要素があるときは円買い

トレーダーに知っておいてほしいのは、疫病、金融、政治、戦争など社会を揺るがす事態になった時に何が起こるかというと、円が買われるということです。日本円は安全、安定というイメージを世界の人は持っているため、不安要素があると円が買われる展開に必ずなるということです。2021年現在もコロナウィルスの脅威がまだ残っており、何らかの原因で円が買われる展開になる可能性は高いということです。これは過去の歴史が証明しています。

10年に1度大変動が起こる法則

大きな経済危機は10年に1度の頻度で起こっています。1971年にはニクソン・ショックが起き、1973年には第一次石油ショックが発生。1990年には日本のバブル崩壊。2000年には米国でITバブルの崩壊が起き、これはハイテク製品に大きく絡んでいた日本経済にも大きな影響を与えました。2009年にはリーマンブラザーズが突然経営破たん。そして2019年末にはコロナウィルスの大流行が起こりました。そのため、2029年か2030年にも大きな金融危機か社会を揺るがす大変動が起こるはずです。

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