株、FX、仮想通貨などの怪しい勧誘が来たことがありますか？近年、これらの怪しい投資詐欺の勧誘がSNSやマッチングアプリを介してかなり活発化しています。中国人投資詐欺集団がカンボジアなどを拠点において、台湾人などを騙して詐欺行為をさせる事件が多発しているのです。かなり大がかりな集団詐欺が展開されており、アジア人を筆頭に多数の被害者が出ています。
被害に遭う台湾人続出
台湾からカンボジアに渡った若者を中心とする300人以上が人身売買被害に遭い、帰国できないでいるとして、台湾社会を震撼させています。「経験不要で高収入」「スキルは不要。タイピングができればOK」「滞在中の居住地は会社で用意し負担する」「交通費も無料」と言った広告で騙し、カンボジア現地へ呼び出し、詐欺行為をさせるという手口が盛んになっています。現地は劣悪な環境で、暴力や性的暴行を受けることもあるというのです。
なぜカンボジア？
中国人投資詐欺グループは主にカンボジアに拠点を置いています。カンボジアの港湾都市シアヌークビルがとても多く、普通のオフィスビルのような場所で周囲には高い壁と有刺鉄線が張り巡らされ、中国系詐欺組織のアジトと化しています。カンボジアは中国と一帯一路政策により蜜月関係にあります。カンボジアは中国共産党から多額の資金を受け、開発出来た経緯があることから、一部地域では中国人のやりたい放題になっており、カンボジアの治外法権のようになっているのです。詐欺集団はさらにカンボジア当局を買収していることから、犯罪行為が見つかりにくく、平然と詐欺行為を行っているのです。シアヌークビルは中国共産党により腐った都市になってしまい、人身売買の一大拠点になってしまっていることから、詐欺集団にとっても都合が良い場所ともいえます。
詐欺の手口
中国人投資詐欺グループはまずは求人サイトやSNSなどで高額求人を出し、カンボジア現地へ来た人からパスポートを奪い取ります。その後、アジトに監禁し詐欺行為をさせるのです。言うことを聞かない人は拷問などを受けるようです。詐欺行為はマッチングアプリを使ったり、TwitterやInstagram、さらにはFacebookを使用します。そして相手を騙して仮想通貨やFXなどの投資資金を集めて逃亡するのです。近年マッチングアプリを使っている人ならわかるでしょうが、明らかに怪しい中国人のプロフィールが激増しているでしょう。これは中国人詐欺集団による犯行です。
怪しい求人
求人で人を集めるとき「海外で働きませんか」という趣旨の広告を出します。特別な経験は一切必要なく、しかも高収入だと謳うのです。連絡すると、ビザ申請や滞在場所の確保なども代行してくれると言うかなりよい待遇。
Twitter、Instagram
詐欺集団はTwitterやInstagramなども使用して、人を呼び詐欺行為に加担させます。かなり良い待遇で、給料も高い場合はまさにこのような詐欺集団が出している募集広告である可能性が高いです。実際に連絡すると、ビザ申請や滞在場所の確保なども代行してくれると言うかなりよい待遇だそうです。
拡大する中国人詐欺グループ
中国人詐欺グループはアジア全体に拡大してきています。現在被害がとても多いのは香港や台湾です。中国人が中国人を騙しているということになりますが、中国人詐欺グループの拠点は増える一方で、今後は東南アジア全域、さらには日本や韓国にも拡大するとみられています。国際犯罪となってしまうと、警察も追いきれません。また、カンボジア現地当局が詐欺集団に買収されている経緯もあり、犯罪の発覚自体がより困難になってしまっています。これらの犯罪に巻き込まれると、あなたの人生が終わってしまうでしょう。
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