【株,FX】日本円売り一休み

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2022年3月30日、日本円売りがようやくいったん終わりました。筆者の予想よりも意外と早く売りの局面を迎えました。今はどの相場も下落を迎えており、ひとまず短期的には売りの局面になっています。どの相場も一方的な日本円売りが続いていたのですが、さすがに疲れたのか、一旦落とす流れへ向かっています。短期的には売りではあるものの、10年、20年単位で見ると、日本円売りは止まらない可能性は高いです。現状の相場を見てみましょう。

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USD/JPY

2022年3月30日現在のUSD/JPYの日足。125円という黒田ラインを突破してきました。が、その後大きな暴落が起こり、121円まで後退しています。しかしながら、ずっとアメリカドル買いが先行しており、一時的な戻しである可能性が高そうです。

EUR/JPY

2022年3月30日現在のEUR/JPYの日足。ユーロの暴騰が一旦止まり、長い上髭が何本も出ていることから一旦売りの局面へ転換するものと思われます。ユーロはウクライナ戦争の影響を受けやすく、今後いきなり大変動を起こす可能性があります。

GBP/JPY

2022年3月30日現在のGBP/JPYの日足。ポンドの暴騰が一旦止まり、長い上髭が大きく飛び出していますが、この最高値を更新できない状態であることから、一旦売りの局面へ転換するものと思われます。ポンドはウクライナ戦争の影響を受けやすく、今後いきなり大変動を起こす可能性があります。

AUD/JPY

2022年3月30日現在のAUD/JPYの日足。明らかに異常なオーストラリアドル買いがようやく落ち着いた印象。長い上髭が大きく飛び出していますが、この最高値を更新できない状態であることから、一旦売りの局面へ転換するものと思われます。原油が今日現在下落傾向にあることから暴落を後押しする流れになると思われます。

CAD/JPY

2022年3月30日現在のCAD/JPYの日足。長い上髭が大きく飛び出していますが、この最高値を更新できない状態であることから、一旦売りの局面へ転換するものと思われます。オーストラリアドルと同様、原油が今日現在下落傾向にあることから暴落を後押しする流れになると思われます。

2021年11月再来なるか?

このような異常な暴騰は2021年10月にも起こりました。しかし翌月2021年11月にはコロナウィルス新型株オミクロンが発生したこともあり、日本円買いが殺到し、全戻しになりました。しかし今回は全戻しまで行くかどうかはかなり疑わしいです。新たな驚異的な病気が発生すれば話は別ですが、今のところはありません。下記記事にも書きましたが、日本自体が有事の状態であり、予断を許さない状況にあります。マイナス要素が日本には多すぎるため、極端な日本円買いは起こらないのではないかと予想します。

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