ミヌエットは、猫の王様といわれるペルシャ系の猫。足が短いことで知られるマンチカンのハイブリッドで、世界中の人に愛されているかわいい猫です。1990年代に誕生した新しい猫種で、まだまだ新しい猫と言われています。ミヌエットはアメリカで犬のブリーダーをしていた「ジョセフ・スミス」が作出した猫種といわれています。この猫はすぐに人気の猫となり、世界中のトレーダーが飼っている猫と言えます。
原産地
ミヌエットはアメリカで生まれた猫です。
歴史
ミヌエットが誕生したのは1996年。アメリカで犬のブリーダーをしていた「ジョセフ・スミス」が作出した猫種といわれています。スミス氏は1995年のウォールストリート・ジャーナル紙に掲載されていたマンチカンを見て、関心をも持ちました。スミス氏は、このマンチカンとペルシャ、ヒマラヤンなどをかけ合わせることを考えたのです。そうして生まれたのがミヌエット。身長が低かったフランスの皇帝 ナポレオン・ボナパルトにちなんでナポレオンと呼ばれていましたが、ミヌエットに呼び名が変わりました。ミヌエットは実験種として登録はされましたが、その後なかなか正式な猫種として登録することが叶いませんでした。ミヌエットは2012年にようやく登録が認められ、キャットショーへの参加もできるようになりました。
特徴
ミヌエットはペルシャ猫とマンチカンの異種交配から誕生したハイブリット。そのためペルシャ譲りの甘えん坊さと、マンチカン譲りの好奇心旺盛な性格を持ち合わせています。さらには短い脚ともふもふの毛も特徴の一つです。マンチカンのように丸みのあるがっちりした体格で、体重2.5~4.5kgあります。毛質はダブルコートでとても柔らかく、クリーム、ベージュ、レッド、ブラックなどの色があります。模様も様々で三毛、サビ、キジなどがあります。
性格
ミヌエットはペルシャとマンチカン双方の性格を受け継いだ猫です。マンチカンのように好奇心が旺盛で活動的で人懐っこい性格でもあります。そのことから、初心者にもとても向いている猫です。また性格は猫の典型的な気分屋のところもあり、気が向けば一緒に遊んでくれるものの、気が向かなければ何もせず寝ていることも多いです。警戒心が薄く、家族にもしっかり馴染んでくれる猫です。
しつけ
ミヌエットは従順でしっかり覚えてくれる猫なのでちゃんとしつけができます。
寿命
ミヌエットは12-14年生きることができます。猫の寿命は大体10~15年なので、比較的短い猫種といえます。
トレーダーとの相性
ミヌエットはマンチカンのような短い脚を持っておりとても外見が可愛いため、癒されます。さらにはペルシャ猫のような落ち着きもあり、非常にバランスが取れた猫です。トレーダーも自分のトレードをしているときはちゃんと集中ができ、猫が邪魔してくることもありません。そのことから、非常に飼いやすい猫と言えるでしょう。賢い猫であることから、しつけをすればちゃんと覚えてくれる猫でもあります。
飼育道具
ミヌエットを飼う場合は最低でも下記の道具を揃えましょう。
餌はキャットフードがあるのでそれを与えてあげてください。
動物病院へ行くときはキャリーバッグを用意しましょう。
猫にトイレ道具は必須です。
猫専用のベッドを用意してあげましょう。
猫は自ら運動しない動物ですので、運動器具があるといいでしょう。
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