イギリスの経済指標

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イギリスの経済指標はポンドで取引をする人にとっては必須の知識になります。またポンドはどの通貨よりも動きが激しく、大きな利益を生む一方で大損失する可能性も秘めています。メジャー通貨の中でも一番動きが激しく、投機通貨ともいわれています。イギリスの経済指標を一覧にしてまとめてみました。重要度の高いものだけ意識していれば問題ないです。

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イギリス中央銀行(BOE)総裁、発言(重要度:高)

英中央銀行の総裁の発言で金利政策に関わる発言があると相場がとても大きく動きます。注意が必要です。

消費者信用残高(重要度:低)

消費者信用残高は、銀行・消費者信用組合などがローンとして消費者に貸付を行った総額を示す指標です。

マネーサプライ (重要度:低)

イングランド銀行より発表されるマネーサプライは、経済全体へ供給されるポンドの総量を調査したものです。

サービス部門購買担当者景気指数 (重要度:低)

民間調査会社・マークイット社が集計する景気指数で、「PMI」とも呼ばれています。製造業やサービス業の購買担当者を対象にアンケート調査や聞き取りなどを行い、新規受注・生産高・受注残・価格・雇用・購買数量などの指数に一定のウエイトを掛けて算出するものです。

小売売上高 (重要度:中)

百貨店やスーパー等の小売・サービス業の月間売上高について、サンプル調査をベースにした景気関連の経済指標です。

GFK消費者信頼感調査 (重要度:低)

ドイツの市場調査会社のGFKが発表する景況指数は、家計の経済状況と英国全体の経済状態が、1年前と比較した場合と1年後の予測などを集計した数値です。

小売物価指数 (重要度:低)

国家統計局が発表する小売物価指数とは、英国消費者によって購入された物・サービスの物価変動を示す指標です。この数値が高いとポンドが買われる傾向にあります。

消費者物価指数 (重要度:中)

消費者物価指数(Consumer Price Index)とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。

失業保険申請件数 (重要度:中)

国家統計局が発表する失業保険申請件数のことをいいます。失業率とともに発表される指標です。この結果で国内の経済状況が把握できます。

失業率 (重要度:高)

国家統計局が発表する失業率は、失業者÷労働力人口×100で数値化した指標です。発表対象国の景気の動向が分かります。この指標で相場がかなり動かされます。

住宅価格指数 (重要度:低)

英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)から発表される住宅価格指数は、英国国内における不動産価格の動向を調査した指標です。この数値が高いとポンドが買われる傾向にあります。

国内総生産(GDP) (重要度:高)

国内総生産(Gross Domestic Product)とは、国内で生産されたモノやサービスの総額で、経済の規模をあらわすモノサシとなっています。この指標で相場が動かされますので注意しましょう。

鉱工業生産(重要度:中)

鉱工業部門の生産動向を指数化したものです。鉱工業生産部門での企業活動状況を知ることができるので、その国の経済状況がわかります。

製造業生産指数 (重要度:中)

国家統計局が発表する製造業生産者指数は、英国の製造業の生産性を指数化したものです。数値が上がると、企業側から見た景気が向上したと考えられます。

貿易収支 (重要度:低)

国家統計局が発表する貿易収支は、輸出と輸入の収支についての数値です。貿易収支がよくなると、対象国の経済状況が良いという事から、対象国の通貨が買われやすくなります。

英中銀資産買取プログラム規模 (重要度:高)

英中銀が行う資産買い取りプログラムとは、英国債などの資産を買い取ることによる、量的緩和の一つです。イギリスの金融状況がわかります。

イングランド銀行金利政策 (重要度:高)

英国中央銀行(Bank of England)が英国の政策金利や金融政策を発表します。BOEは総裁を含む9人から構成され、その比率にも注目が集まる事があります。

建設業購買担当者景気指数 (重要度:低)

民間調査会社・マークイット社が集計する景気指数で、建設業の購買担当者のアンケートを指数化した指標です。

ネーションワイド住宅価格 (重要度:低)

金融大手ネーションワイドが毎月発表する住宅価格指数。月末から月初にかけて、前月比と前年比の変化率、平均価格などが発表されます。

ライトムーブ住宅価格(重要度:低)

大手不動産会社ライトムーブが発表する住宅指数は、英国住宅市場の約半数を占める数値から集計された数値です。

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